過去5年平均比でいずれも増える見通し…東海3県での『ゲリラ雷雨』発生回数予測 高気圧弱まる8月中旬に多く
首都圏では7月6日、ゲリラ雷雨が相次ぎました。2024年の東海地方のゲリラ雷雨の傾向について調べました。
ウエザーニューズが2024年のゲリラ雷雨の発生回数を予測しています。全国で8万7000回発生するとしていて、愛知県が1470回、岐阜県が3010回、三重県が2310回と予想しています。
過去5年平均と比べても三重が1.6倍、岐阜は1.2倍、愛知は1.1倍と、いずれも増える見通しです。
24年でゲリラ雷雨が多くなるのは、8月中旬と予想されています。
24年は強い高気圧に覆われるため、梅雨が明ける7月下旬頃からは雨雲の発達は抑えられるものの、8月中旬は一時的に高気圧の勢力が弱くなる見込みのため、ゲリラ雷雨の発生が多くなるという予想です。
福島智之気象予報士によると、東海地方では10日以降、前線が徐々に下がり梅雨末期の気圧配置になることから、局地的に短時間に集中するゲリラ雷雨ではなく、広い範囲で長く続く梅雨末期の大雨への警戒が必要だということです。