夏休みを前に水の事故を減らそうと、愛知県豊田市の小学校で7月16日、競泳の元オリンピック代表選手が子供たちに泳ぎ方を指導しました。

 豊田市立西広瀬小学校では16日、水難事故に備えた体験教室が開かれ、児童およそ30人がライフジャケットを身に着けてプールに入りました。

 体験教室では、競泳男子の東京オリンピック代表・川本武史さんが、水の事故を減らすため「クロールの時は顔と腕が離れないように」といった泳ぎの基本をアドバイスしていました。

 児童たちは川本さんが所属するトヨタ自動車水泳部や、愛知県警の警察官と水泳のリレー対決を行い、元日本代表から手ほどきを受けた泳ぎを実践し、見事勝利しました。

 愛知県内では2023年に水難事故で23人が死亡していて、警察は水辺のレジャーの際にはライフジャケットを着用することなどを呼び掛けています。

【動画で見る】「クロールは顔と腕が離れないように」小学校で元五輪代表選手が水難事故に備えた体験教室 愛知県豊田市