年金関連でトラブルの可能性…市役所で男が液体をまいて放火 刃物で自らの腹も刺す 4人が重軽傷
愛知県の高浜市役所で7月16日、刃物を持った男が灯油とみられるものに火をつけ、4人がケガをしました。
警察と消防によりますと、16日午後3時ごろ、高浜市役所で「ガソリンのようなものをまいて火をつけた人がいる」などと通報がありました。
消防によりますと、市役所の1階の一部が燃えて、男女4人が病院に搬送され、火をつけた男がほぼ全身にやけどする重傷、男を止めようとした職員3人が軽傷だということです。
警察によりますと、火をつけたのは60代の男で、灯油のようなものを頭から被り火をつけたほか、持っていた刃物で自らの腹を刺したということです。
また捜査関係者によりますと、市の職員とみられる人の名前を叫んでいたということで、年金関連のトラブルがあった可能性があるということです。
警察は男を建造物侵入で現行犯逮捕し、現場で灯油とみられる液体の入った2リットルと500ミリリットルのペットボトル1本ずつを回収しているということです。
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