名古屋市緑区の60代の男性が、SNSで知り合った女性からウソの投資話を持ちかけられ、約5585万円分の暗号資産をだまし取られました。

 警察によりますと、緑区の60代の男性は2024年5月、フェイスブックで知り合った女性のLINEを登録したところ、暗号資産に関する投資話を持ち掛けられました。

 男性は、少額の暗号資産を指定された個人名義のウォレットに送ったところ、利益を得ることができたため、その後に複数回にわたり計約5585万円分の暗号資産を送ったということです。

 しかし、その後も女性から税金や保証金名目で何度も送金を求められたことから、不審に思った男性が弁護士に相談したところ、詐欺と発覚しました。

 警察は、SNSだけでやりとりしている相手を簡単に信用せず、「必ず儲かる」「投資に詳しい人を紹介」などと言われたら詐欺を疑うように注意を呼びかけています。

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