パラリンピック直前の敗戦にも前向き…プロ車いすテニスプレイヤー小田凱人「追い抜かされたわけではない」
プロ車いすテニスプレイヤー・小田凱人選手が7月22日、名古屋で取材に応じ、パリパラリンピックでの活躍を誓いました。
22日、名古屋市で練習を公開した小田凱人選手は、6月の全仏オープンで連覇するなど、パリパラリンピックの金メダル候補です。
小田選手:
「(パリパラリンピックは)僕の人生の一番大きな舞台になるかもしれないし。今のこのテニスをどれだけさらに強く・大きくできるかというのが、ここからの勝負かなと思っています」
しかし、小田選手は7月のウィンブルドン選手権では準決勝で敗れ、世界ランキングは2位に落ちました。
小田選手:
「色んな選手が色んなことにチャレンジして試合しているというのはすごく感じますし。でも僕はその先頭に立ってやってきたという自負はあるし。負けたからといって追い抜かされたわけではないと思うので。本当にパラリンピック前にそれを感じられてよかったと思うので」
想定外だったパラリンピック直前の敗戦も、小田選手は前向きにとらえました。自分の歩んできた道を信じ、8月28日から始まるパリパラリンピックでの飛躍を誓いました。
小田選手:
「僕も今すごい自信ありますし、信じてくれる人たちもきっと多くいるのかなと思うし。(金メダルへの)レベルまで僕はきたと思うので、あとはどれだけ楽しめるかじゃないかな」
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