障害者施設運営『恵』年内に指定取消の3施設を“個別譲渡”の方向で検討 愛知県と名古屋市が状況報告求める
事業所の指定の取り消し処分を受けた障害者グループホームを運営する「恵」が、年内に運営ができなくなる3カ所の施設について、個別に譲渡する方向で検討に入ったことがわかりました。
食材費の水増しや報酬の不正請求などが発覚し、愛知県や名古屋市などから行政処分を受けた「恵」は、今後、順次全国のホームで運営ができなくなります。
恵はこれまで、年内に一括での事業譲渡を目指す方針を示していましたが、愛知県と名古屋市は、年内に運営できなくなる3つの施設について具体的な対応を報告するよう求めていました。
関係者によりますと、恵は25日、3つの施設について別の事業者へ個別に譲渡することを検討する方針を伝えたということです。
具体的な譲渡先は示されておらず、県と市は引き続き、恵に状況の報告を求めていくとしています。
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