尾張徳川家につたわる兜や鎧といった武具など80点以上を展示する特別展が、7月27日から名古屋の徳川美術館で始まりました。

 尾張徳川家の初代藩主・義直が所有していた甲冑は、火縄銃の弾が貫通しないよう頑丈にできているか試し撃ちをした痕が特徴的です。

 また、9代藩主・宗睦に仕えた絵師が平治物語絵巻の一部を手書きで模写した絵巻なども見ることができます。

 特別展は期間中に一部の展示品を入れ替えて、9月16日まで開かれています。