岐阜県各務原市の航空宇宙博物館で7月28日、毒をもつ特定外来生物の「セアカゴケグモ」が見つかりました。かまれた人はいないということです。

 28日午後2時ごろ、岐阜県各務原市の航空宇宙博物館で、来場していた女性から「背中が赤いクモがいるセアカゴケグモではないか」とインフォメーションセンターに連絡がありました。

 博物館の職員が確認したところ、屋外のテーブル周辺でセアカゴケグモのメス3匹、屋外の遊具からメス8匹と卵5つが見つかったということです。

 かまれた人はいないということですが、博物館は安全が確認できるまでセアカゴケグモが発見された屋外のテーブルや遊具の使用中止を決めています。

 特定外来生物のセアカゴケグモは、メスに強い毒があり、噛まれると赤く腫れ、痛みが全身に広がるほか、呼吸困難などの症状が出ることがあります。

 航空宇宙博物館では、2024年に入ってからすでに4月と6月の2回、セアカゴケグモが発見されていて、ポスターを貼るなどして注意を呼び掛けています。

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