2024年の全国学力調査の結果が7月29日に公表され、東海3県では愛知県と岐阜県の小学生の国語がともに全国最下位となりました。

 小学6年と中学3年が対象となっている全国学力調査の結果で、小学生は愛知県と岐阜県で国語の平均正答率がともに65.0%で全国最下位となるなど、ほとんどで全国平均を下回りました。

 このうち愛知県は外国人の児童が多く、県教委は年齢が低いうちは日本語に慣れていないことが国語の正答率の低さに影響している可能性もあると分析しています。

 一方、中学生は数学で愛知県が55%と全国平均を上回り、5位となっています。

 国語は岐阜県が全国平均を1.9ポイント上回り3位となるなど、中学生は多くで全国平均を上回っています。

【動画で見る】全国学力調査で愛知と岐阜の小学生国語が“全国最下位” うち愛知県教委は「外国人多く影響の可能性」と分析