「頂き女子りりちゃん」を名乗り、男性から1億円以上をだまし取ったとして1審で懲役9年の判決を受けた女が、控訴審で反省の言葉を口にしました。

 頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(26)は、マッチングアプリなどで知り合った男性3人から合わせて1億5500万円あまりをだまし取るなどした罪に問われています。

 1審の名古屋地裁は、「意中のホストらの売り上げに貢献するための資金を得たいという動機は身勝手」などと指摘して、懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡しましたが、弁護側は量刑不当だとして控訴していました。

 8月7日、控訴審の初公判で、渡辺被告は「相手の純粋な恋心を操って、相手の善意とか全部ウソで踏みにじって金を奪い取ってしまった」などと反省の言葉を述べました。

 検察側は控訴の棄却を求め即日結審し、判決は9月30日に言い渡されます。

※画像はYouTubeより

【動画で見る】一審判決は懲役9年…“頂き女子りりちゃん”「善意とか踏みにじり金奪い取った」控訴審の初公判で反省の言葉