お盆はさらに遅れ拡大…東海道新幹線は一部区間で速度落とし運転で遅れ 南海トラフ「巨大地震注意」受け
8月8日、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受けて、交通機関にも影響が出ています。
JR東海によりますと、東海道新幹線は9日の始発から、愛知県の「三河安城駅」から静岡県の「三島駅」の間の上下線で、速度を落として運転しています。この区間を走る列車には、少なくとも10分以上の遅れが出る見込みだということです。
今のところ運休の予定はないということで、速度を落とした運転は1週間ほど続ける予定です。これからのお盆の期間は混雑も予想されるため、遅れはさらに拡大することが見込まれます。
在来線では、三重県亀山市から和歌山県までを結ぶJR紀勢線「南紀」と、豊橋から長野を結ぶJR飯田線「伊那路」が、全て運休となります。いずれも1週間程度は続く予定です。
近鉄でも一部の特急に影響が出ていて、五十鈴川駅から賢島駅の間を通る特急列車が全て運休します。特急「ひのとり」は、停車駅を増やして運転します。いずれも今月15日までだということです。
名鉄や名古屋市営地下鉄は9日始発から平常通りです。今後も最新情報に注意してください。
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