南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受けて、東海道新幹線は8月9日、一部区間で速度を落として運転していて、遅れが出ています。

 臨時情報の発表に伴い、東海道新幹線は三河安城駅から三島駅の間で速度を落として運転していて、名古屋駅では下りの列車に5分から10分ほどの遅れが出ています。

 速度を落とした運転は1週間ほど続ける予定で、お盆の期間は混雑も予想されるため、遅れはさらに拡大することが見込まれていて、最新情報に注意が必要です。

岡山へ行く家族:
「(遅れが)10分ぐらいならまだいいかなと思っています。もう1日いる予定だったんですけど、一応警戒して今日帰ろうかなと思っています」

福岡に行く男性:
「(地震が)新幹線の中で起きたらと思うと、ちょっと怖いなと思うところがあります」

 中部国際空港では9日から、国際線の出発のピークが始まりましたが、国内線も含め発着便に大きな乱れは出ていません。

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