現職の古田知事が不出馬を表明した岐阜県知事選挙で、前回も出馬した内閣府出身、江崎禎英さんが8月21日、出馬を表明しました。

 2025年2月の任期満了にともなう次の知事選について、古田知事は8日の会見で出馬しないことを表明しました。

 20年ぶりに新人同士の選挙となるとみられる岐阜県知事選に21日、元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英さん(59)が出馬を表明しました。

江崎禎英さん:
「安心とワクワク、人やモノが集まる岐阜県をつくっていきたい」

 江崎さんは2021年の知事選で、自民党の県議会議員らの支援を受けて出馬しましたが、大半の国会議員が推した現職の古田知事に敗れました。

江崎禎英さん:
「(コロナ禍だった)前回と何が違うかというと、しっかり政策の議論ができる環境にあるということです。自民党さんからも選んでいただけるように、こうしたことをやっていくということをしっかり発信していく」

 さらに、国会議員も出馬の動きをみせています。参議院議員の渡辺猛之さん(56)は県議を経て現在3期目で、正式な出馬表明は今後の政治日程を見ながら考えたいとしています。
 
渡辺猛之参院議員:
「岐阜県ってまだまだ相当なポテンシャルがあると思っているんですよ。岐阜県をもっともっと、国内だけじゃなくて世界にアピールしていって」

 この他にも、共産党県委員会は市民団体に加わって新人候補の擁立を検討していて、次の知事選は任期満了の2025年2月5日までに行われる予定です。

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