名古屋市千種区の東山動植物園では8月23日、世界最大のトカゲ「コモドドラゴン」の一般公開が始まり、朝から多くの人が詰めかけました。

 熱気に包まれる人だかりの先にいたのは、生きた恐竜とも呼ばれるコモドドラゴンです。

 7月にシンガポールから東山動植物園やってきたオスの「タロウ」は、23日、一般公開がはじまりましたが、午前9時の開園前から正門の前に長い列ができました。

小学5年生:
「図鑑でしか見たことないから、実物見れるのがうれしい」

父親:
「たぶん僕の方が最初楽しみだった」

 遠くから来た気合の入ったお客さんもいました。

岡山県から来た客:
「岡山から来ました。車で昨日夜10時くらいに出て。テレビでしか見たことがない存在なので、会えるのが楽しみですね」

 タロウがいる飼育舎の前も混雑し、開園からの30分で2000人もの人が列をつくりました。

 体長が2.7メートル、体重50キロの“世界最大のトカゲ”の迫力を体感した人に感想を聞きました。

6歳の子供:
「かっこよかった。長かった」

母親:
「50分くらい並びましたね。意外とかわいらしかったので、大きいけど」

小学5年生:
「目がかわいくて、口がへの字になっていて、ものすごくかっこよかったです。コモドオオトカゲのぬいぐるみを連れてきました」

 朝6時から並んだという男性もいました。

男性:
「生で見られて、実感としてはやはり大きい。生きた恐竜」

 コモドドラゴンは、国内で見られるのは東山動植物園だけで、この熱はしばらく続きそうです。

【動画で見る】朝6時から並んだという人も…世界最大のトカゲ『コモドドラゴン』ついに一般公開 2000人が行列作り熱狂