台風10号の接近を前に東海地方は25日、大気が不安定な状態が続いていて、ゲリラ雷雨に注意が必要です。

 強い台風10号は小笠原近海を発達しながら北上していて、28日以降に東海地方に接近するおそれがあります。週末の間に災害への備えをするようにしてください。

 東海地方には暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定な状態になっていて、24日夜は愛知県愛西市などで1時間50ミリ以上の非常に激しい雨を観測しました。

 25日午前も、雷を伴った激しい雨が降っているところがあり、26日にかけて予想される1時間に降る雨の量は、多いところで愛知と岐阜で50ミリなどと予想されています。

 気象台は、26日明け方にかけて低い土地の浸水や土砂災害などに注意を呼びかけています。