非常に強い台風10号の接近に伴い、東海地方は大気の状態が非常に不安定となっていて、大雨に警戒が必要です。

 気象庁によりますと、非常に強い台風10号は現在、西北西に進んでいて、東海地方には8月30日から31日にかけて接近するとみられています。

 台風の接近で暖かく湿った空気が流れ込む影響で、東海地方は大気の状態が不安定となっていて、愛知県田原市では午前7時すぎまでの1時間に65ミリの非常に激しい雨が降りました。

 大雨の影響で東海道新幹線は午前中、一部区間で1時間ほど運転を見合わせましたが、名古屋駅では大きな混乱はみられませんでした。

 28日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで三重で200ミリ、愛知と岐阜で150ミリと予想されていて、気象台が警戒を呼びかけています

【動画で見る】非常に強い台風10号 東海地方には30-31日にかけ最接近か 田原市で1時間に65ミリの非常に激しい雨観測