台風10号は、東海地方に9月2日ごろにかけて接近する可能性があり、土砂災害等に厳重な警戒が必要です。

 台風10号は現在、九州地方をゆっくりとした速さで北東に進んでいて、9月1日には熱帯低気圧に変わり、東海地方に接近するとみられています。

 東海地方は台風の接近前から大気が不安定な状態が続いていて、降り始めからの雨の量は、三重県大台町宮川で561.5ミリ、愛知県新城市の富沢で501.5ミリなどとなっています。

 30日午前11時半現在、愛知県新城市と三重県の北中部・南部で大雨警報が出ています。

 31日正午までの24時間雨量は、多い所で三重県で300ミリ、愛知県と岐阜県で200ミリとなっていて、気象台は土砂災害や低い土地への浸水などに警戒を呼びかけています。

【動画で見る】台風10号 9月1日には熱帯低気圧に変わり東海地方へ2日頃にかけて接近か 降り始めからの雨量500ミリ超の所も