【台風情報】四国付近を東へ…台風10号 今後“熱帯低気圧”になり東海地方に接近する可能性 線状降水帯が発生する恐れも
台風10号は四国付近を進んでいて、今後熱帯低気圧になり、東海地方に接近する可能性があります。このあと線状降水帯が発生する可能性もあり、週末は大雨災害に警戒が必要です。
台風10号は中心気圧が996hPa、1時間におよそ20キロの速さで四国付近を東へ進んでいます。
東海地方は、台風の接近前から大気が不安定な状態が続いていて、降り始めからの雨量は三重県大台町宮川で603.5ミリ、愛知県新城市の富沢で513.5ミリなどとなっています。
31日午前0時50分時点で、三重県の北部、中部、伊勢志摩、紀勢・東紀州、愛知県の東三河北部で大雨警報が出されています。
31日午後6時までの24時間に降る雨の量は、多い所で三重県で300ミリ、愛知県と岐阜県で200ミリとなっています。
31日の鉄道の情報です。東海道新幹線は三島駅から名古屋駅で終日運休します。名古屋駅から新大阪駅は「こだま」を1時間あたり上下それぞれ2本程度の運行する予定です。
在来線は名松線の松阪駅から伊勢奥津駅、飯田線の長山駅から中部天竜駅で終日運休します。
近鉄は五十鈴川駅と賢島駅の間で終日運休します。名鉄は雨の状況によって判断するということです。
東海地方では、31日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があり、警戒が必要です。
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