愛知県一宮市の男子高校生が、殺傷能力の高い爆発物を所持していたとして逮捕された事件で、高校生の自宅から薬きょうも押収されていたことがわかりました。

 一宮市の18歳の男子高校生は、人に危害を加えるなどの目的でパリ同時多発テロなどで使われた爆発物「過酸化アセトン」を含む粉末などを自宅に所持した爆発物取締罰則違反の疑いで11日朝、送検されました。

 捜査関係者によりますと、男子高校生の自宅からは試験管やすり鉢などの器具のほか、爆発物を詰めるために使われるとみられる薬きょうも押収されていました。

 男子高校生は容疑を認めていて、警察は押収品の状況から製造した爆発物を使用する目的があった可能性があるとみて、動機などを詳しく調べています。

【動画で見る】『薬きょう』も自宅から押収…爆発物の所持容疑で逮捕の18歳男子高校生 爆発物を使用する目的あったか