三重県警が事件の証拠品として保管していた注射器がなくなっていたことがわかりました。注射器からは覚醒剤の成分が検出されていました。

 三重県警桑名署によりますと、2024年度に入ってから点検を行ったところ、数年前から事件の証拠品として保管していた注射器がなくなっていました。

 警察は誤って廃棄した可能性もあるとみて調べていますが、関係者によりますと、注射器からは覚醒剤の成分が検出されていました。

 三重県警では警察署に保管する証拠品は署長が年に2回以上、担当の課長が年に1回程度点検することになっていますが、桑名署の松野賢司副署長は保管の状況について「個別の事案なのでコメントは差し控える」としています。

【動画で見る】誤って廃棄した可能性も…事件の証拠品として警察が保管していた注射器がなくなる 覚醒剤の成分を検出