羊毛を使って本物そっくりの動物を作るフェルトアートの作品展が、愛知県岡崎市で開かれています。

 愛知県出身のアート作家中山みどりさんのフェルトアート展の会場には、中山さんが羊毛と針1本で作り上げたイヌやネコなど450点が展示されています。

 トンボが気になって仕方がない様子のネコや、元気よく走り回るチワワなど、今にも動き出しそうな動物たちですが、実は全て羊の毛で作られています。

 中にはペットを亡くした飼い主の依頼を受け制作した作品もあり、訪れた人たちは見入っていました。

 来場者した人は「似てるスゴイっていうだけじゃなくて、可愛らしいものがたくさんあった。昔飼っていて今はいないんですけど、うれしくなりました」と話していました。

 展示会は、おかざき世界子ども美術博物館で12月1日まで開かれています。