愛知県新城市の市営施設にあるプールが、温泉設備が故障したのにも関わらず、約6年間「温泉プール」の表記で運営を続けていたことがわかりました。

 新城市によりますと、市営の多目的施設「鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな」のプールは、2017年に温泉を供給する設備が故障したにも関わらず、2023年9月までの約6年間「温泉プール」の表記で運営を続けていました。

 市は故障を把握しながら表記の修正などの対応を怠ったとして、当時の担当部署の副課長(50代)を戒告の処分としました。

 現在は「温水」プールとして運営していて、温泉プールに戻す予定はないということです。

【動画で見る】温泉と表記も約6年間“ただのお湯”…市営施設の「温泉プール」設備の故障後も表記変えず運営