初となるプロの舞台へ…アマNo.1の高校1年生 松山茉生 地元開催のバンテリン東海Cで「飛距離生かしたい」
男子ゴルフの「第54回バンテリン東海クラシック」が9月26日、愛知県みよし市で開幕します。名古屋市守山区出身で現役高校生の松山茉生(まお)選手は、日本アマチュアゴルフ選手権を制し、プロ選手との闘いに挑みます。
名古屋市守山区出身の松山茉生選手(16)は福井工大福井高校1年生です。まだ幼さの残る16歳ですが2024年6月、アマチュア日本一を決める大会で大会史上最年少の15歳で優勝した、アマチュアナンバーワンゴルファーです。
松山選手最大の武器は、身長181センチ、90キロと恵まれた体から放たれるボールの飛距離です。
先輩:
「日本(の高校生)だったら一番飛ぶんじゃない?」
松山選手:
「自分はそう思っています」
先輩:
「自分が280ヤードくらいで、松山は50ヤードくらい先にいる」
松山選手:
「しっかりいい当たりすれば330ヤード」
松山選手の守山区の自宅を訪ねました。
Q.思い出のある賞は?
松山選手:
「初めて全国で勝った試合、小学生のこれですね。新聞とか写真がいっぱい貼ってある。自己ベストを出して優勝したときの」
Q.その時は何ヤード?
松山選手:
「ドライバーであれば260ヤードくらい。(小学生の平均は)220ヤードくらい」
松山選手は、幼い頃からゴルフ漬けでした。
松山選手の父親:
「とにかくがむしゃらに一生懸命やる子でした。ゴルフ練習場で、450球を1時間半で打つというのを目標にしてやっていました」
大きな体だけではなく、積み重ねてきた努力の数々。体づくりではスイングの土台となる下半身を徹底的に鍛えてきました。すると、持ち前の飛距離に加えて、ショットの安定感も手に入れました。
今年2024年は、世界のジュニア選手が世界一を争う大会で優勝。さらに、日本アマチュアゴルフ選手権で大会史上最年少優勝という快挙を成し遂げました。
自らの力で掴んだ初めてのプロツアーの舞台が、バンテリン東海クラシックです。
松山選手:
「もともと地元の開催で知っているコースで、毎年ずっと小さい頃から見に行っていた試合なので。自分の飛距離を生かして、いろんな人を沸かせられるようなゴルフがしたいです」