末端価格450万円相当の乾燥大麻を国際郵便で密輸入しようとしたとして、名古屋税関はパキスタン国籍の36歳の男を検察庁に告発しました。

 名古屋税関によりますと、関税法違反の疑いできょう付で津地検に告発されたのは、パキスタン国籍で大阪市に住む無職のアフマッドワカール容疑者(36)です。

 名古屋税関によりますと、アフマッドワカール容疑者(36)はことし6月、乾燥大麻888.4グラム・末端価格で450万円相当を、他の人物と共謀の上、アメリカから国際郵便を使い密輸しようとした疑いが持たれています。

 三重県鳥羽市内の住所が書かれた小包を税関職員が確認したところ、4つのお菓子の箱に小分けにされた乾燥大麻が入っていたということです。

 名古屋税関は「捜査に支障がある」として認否など詳細を明らかにしていませんが、背後に密輸組織があるとみて調べています。

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