愛知県西尾市の市議会議員が、バッティングセンターで他人のバットを持ち去った窃盗の疑いで、書類送検されていたことがわかりました。

 西尾市の黒辺一彦市議(49)は2024年7月、半田市のバッティングセンターから他人のバット1本を持ち去ったとして、警察の事情聴取を受けていました。

 任意で捜査を進めた結果、愛知県警が10月1日、黒辺市議を窃盗の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材でわかりました。認否は明らかにされていません。

 黒辺市議は9月10日の取材に「息子とバッティングセンターを訪れた際、ケージの中に転がっていたバットを拾った」と説明したうえで「忘れ物という認識はあり、それ以降の行動が伴わなかった」などと謝罪していました。

 西尾市議会の政治倫理審査会が、処分を検討しています。

【動画を見る】バッティングセンターでバット持ち去った疑い 49歳市議書類送検 取材に「忘れ物という認識と行動が伴わず」