8期目の81歳…衆議院愛知10区選出・江崎鉄磨元沖縄北方担当相が引退の意向 自民党県連が候補者調整急ぐ
衆議院愛知10区選出で自民党の江崎鉄磨・元沖縄北方担当大臣(81)が、引退する意向を固めたことが分かりました。
自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は、江崎議員が10月4日に党本部に対し、10月15日公示が見込まれる衆院選には出馬せず、引退する意向を伝えたと明らかにしました。
江崎議員は1993年に初当選し現在8期目の81歳で、2017年に沖縄北方担当大臣として初入閣しましたが、体調不良を理由に辞職していました。
県連は新たな候補者の調整を急ぎ、党本部に公認申請する方針です。
県連は愛知5区の候補者について、税金の滞納問題で県連を除名された現職の神田憲次議員(61)と、地元が擁立を求めていた歯科医師の岡本康宏さん(42)のいずれも公認申請せず、党本部一任とする方針を確認しました。
愛知5区ではほかに立憲、維新、共産からの立候補が見込まれていて、自民は分裂選挙を避ける方向です。
また旧安倍派の裏金事件で収支報告書の不記載があった鈴木淳司議員(66・愛知7区)、青山周平議員(47・比例東海)、根本幸典議員(59・愛知15区)については、地元からの異論がないとして党本部に公認申請するということです。