税金滞納問題をめぐり自民党愛知県連が公認申請を見送っていた、衆議院・愛知5区の神田憲次議員について、党本部は次の衆院選の候補者として公認すると発表しました。

 愛知5区選出で自民党の神田憲次議員(61)は2023年11月、自身が代表を務める会社で固定資産税の滞納を繰り返していたことが判明し、地元への説明もないとして県連から除名されています。

 県連は、10月27日の投開票が見込まれる衆院選に向け、党本部に神田議員の公認申請を出していませんでしたが、党本部は9日朝、公認候補として認める決定をしました。

 自民党・愛知5区の支部では、歯科医師で新人の岡本康宏さん(42)を支援する動きがあり、保守分裂選挙となる可能性が高まっています。

 愛知5区では、立憲民主党・日本維新の会・共産党なども候補予定者を発表しています。

【動画で見る】税金滞納巡り県連が公認申請見送る…衆議院愛知5区の神田議員 自民党本部が公認を発表 “保守分裂”の可能性