ファッション評論家でタレントのピーコさんが9月3日、敗血症による多臓器不全のため、神奈川県内の病院で亡くなりました。79歳でした。

 ピーコさんは2013年4月から、東海テレビの朝の情報番組「スイッチ!」に8年間、スタジオレギュラーとして出演しました。

 ピーコさんは、明るいキャラクターと歯にきぬ着せぬ発言で、お茶の間に親しまれてきました。2016年、ロケで三重県伊勢市を訪れ、伊勢うどんを食べた際には…。

ピーコさん(2016年1月8日放送):
「(うどんを食べて)おいしい!おつゆもおいしい。お出汁が効いてておいしい、ホントに。幸せ」

 また、視聴者のファッションの悩み相談に乗ったこともありました。

ピーコさん(2017年9月1日放送):
「着方によってはどれでも大丈夫。若作りにならない。細いパンツを合わせれば、40代だって着れるでしょ。あとは勇気ね。20歳の時のやつだから恥ずかしいとか思わないようにね」

 関係者によりますと、ピーコさんは数年前から認知症の症状が出始めたため、2023年6月施設に入所。入所者と折り紙を折るなど、穏やかな生活を送っていたということです。

 そして9月3日、敗血症による多臓器不全のため、神奈川県内の病院で亡くなりました。79歳でした。

【動画で見る】敗血症による多臓器不全で…タレントのピーコさん死去 明るいキャラクターと歯にきぬ着せぬ発言で親しまれる