愛知県新城市で今年9月、飼い犬の管理を怠ったため、犬が逃げ出し通行人の男性にかみついて大ケガをさせたとして、ブラジル国籍の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは、愛知県新城市に住むブラジル国籍のデ・ソウザ・マテウス・エンリッケ・タガタ容疑者(24)です。

 デ・ソウザ・マテウス容疑者は、以前も警察などから指導を受けていながら自宅の門扉の施錠といった注意義務を怠り、先月17日に脱走した飼い犬が通行人の男性(68)を咬んでケガをさせる事態を引き起こした疑いが持たれています。

 犬は体重21キロの「アメリカンブリー」という犬種で、男性は左手を咬まれ、現在も病院に入院し治療を受けています。

 調べに対し容疑を認め、「犬が逃げ出さないように設備を取り付けないといけないと思っていたが、お金がなくできませんでした」などと供述しています。

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