検察側「斧で少なくとも11回切りつけた」46歳の妻に対する強盗殺人の罪 50歳の夫に無期懲役を求刑
三重県鈴鹿市で去年5月、ブラジル国籍の女性が殺害され、カバンが奪われた強盗殺人事件の裁判で、検察は29日、女性の夫に無期懲役を求刑しました。
プラテス・アルメイダ・デメルソン被告(50)は去年5月、妻のロゼリさん(当時46)を長女の内縁の夫と共謀して斧で切り付けて殺害し、財布などが入ったカバンを奪った罪に問われています。
2人は、これまでの裁判で起訴内容を否認しています。
検察側は29日、デメルソン被告について「一連の犯行を計画・実行し、斧で少なくとも11回切り付ける行為は残虐で極めて悪質」と指摘して、無期懲役を求刑しました。
長女の内縁の夫・ハコザキ被告には、「カバンを持ち去るなどしているが従属的な立場だった」として、懲役20年を求刑しました。
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