65回にわたり振り込む…60代女性がウソの電話きっかけに約2億4350万円の詐欺被害 別居中の娘に相談し発覚
岐阜県多治見市の60代の女性が、自宅にかかってきたウソの電話をきっかけに現金2億4000万円あまりをだまし取られました。
警察によりますと2024年8月、多治見市に住む60代の会社役員の女性に警察官を名乗る男から「口座の金を調べる必要がある」などとウソの電話があり、女性が指示に従って個人情報を伝えると、暗号資産の口座が作られました。
その後、別の警察官を名乗る男から電話で「調べて返すので口座に金を入れて」と指示があり、65回にわたりおよそ2億4350万円を振り込み、だまし取られました。
11月に入り、別居する娘に「返金がない」と相談したことで発覚しました。
岐阜県警多治見署は「警察が口座を作らせることはない。むやみに顔の見えない相手に個人情報を伝えるのは危険」と呼びかけています。
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