没後100年迎える…“最後の文人画家”富岡鉄斎を紹介する展覧会 桜が満開の吉野山を望む作品も 愛知
没後100年を迎える「最後の文人画家」富岡鉄斎(とみおか・てっさい)を紹介する展覧会が、愛知県碧南市で開かれています。
富岡鉄斎は、幕末に生まれ幅広い学問を研究しながら全国を旅して絵に残した「最後の文人画家」と呼ばれています。
桜が満開になった吉野山を遠くから望んだ作品では、毎年吉野を訪れていた鉄斎が花見を楽しむ心境が伝わってきます。
ほかにも、七福神の一つ「福禄寿(ふくろくじゅ)」が、伝説の桃を手にユーモラスな表情を見せている作品もあります。鉄斎が現在の碧南市に住む友人に贈った作品だということです。
展覧会は11月24日まで開かれています。
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