岐阜県本巣市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが確認され、県は11月19日、養鶏場のニワトリおよそ1万5000羽の殺処分を始めました。

 岐阜県によりますと、11月18日、本巣市内の養鶏場から「10羽ほどが固まって死んでいて周りのニワトリも元気がない」と通報があり、遺伝子検査の結果「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が確認されました。

 県は19日午前11時過ぎ、この養鶏場で飼育しているおよそ1万5000羽のニワトリの殺処分を始めました。

 殺処分は20日午前中までに終え、3日ほどかけて土の中に埋める予定です。

 県は、この養鶏場から10キロ圏内にある4つの養鶏場についても、ニワトリや卵などの出荷を原則禁止する「搬出制限区域」に設定しています。

【動画で見る】約1万5千羽殺処分へ…岐阜県本巣市の養鶏場で『高病原性鳥インフルエンザ』近くの4つの養鶏場でも出荷を原則禁止