発がん性など指摘される化合物…名古屋・栄の中心部で井戸水から『PFAS』検出 濃度は最大で目標値の2倍
名古屋市中区栄の中心部で、発がん性などが指摘される「PFAS」が検出されました。
名古屋市によりますと、2024年9月から10月にかけ、中区栄3丁目にある4カ所の井戸で、発がん性などが指摘される有機フッ素化合物の一種「PFAS」が国の暫定目標値を超えて検出されました。
PFASの濃度は、最大で目標値の2倍で、これまでのところ健康被害は確認されていないということです。
PFASは、愛知県豊山町や岐阜県各務原市など全国各地で検出され問題となっていますが、名古屋市の調査で検出されたのは初めてです。
名古屋市は目標値を超えた井戸水を飲まないよう呼びかけるとともに、調査の範囲を広げて汚染の原因などを特定したいとしています。
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