地方自治体の税収減を不安視する声も挙がる『年収の壁』の見直しについて、三重県の一見勝之知事は11月22日、「労働力不足解消のため必要」と賛成する姿勢を強調しました。

一見三重県知事:
「県内では労働力不足・働き手不足が本当に深刻になっているんです。したがって103万円の壁を取り払う、そろそろ時期的には必要なことではないかと前回お答えした、それは考え方は変わっておりません」

 いわゆる年収103万円の壁を178万円に引き上げた場合、三重県は個人県民税の税収がおよそ230億円減ると試算していて、一見知事は「国は地方に影響が出ないように補填方法を考えてほしい」とも話しました。

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