登山道を整備中に遭難…76歳女性が急斜面の沢の横で仰向けに倒れ発見 死後硬直の状態でその場で死亡確認
三重県熊野市の大蛇峰(おおじゃみね)で11月25日、下山中に遭難して行方が分からなくなっていた76歳の女性が死亡しているのが見つかりました。
24日午後4時ごろ、熊野市大泊町の大蛇峰で「作業中に行方不明になった人がいる」と一緒にいた男女2人から消防に通報がありました。
警察や消防が25日午前6時半から捜索し、およそ2時間後、登山ルートから150メートルほど離れた急斜面の沢の横で、女性が仰向けで倒れているのが発見されました。
倒れていたのは、熊野市に住む無職の尾川あや子さん(76)で、死後硬直の状態で発見され、その場で死亡が確認されました。目立った外傷はなかったということです。
尾川さんは当時、3人で登山道を整備する作業をしていたところ遭難したということで、警察は登山届の提出や時間に余裕をもった計画を立てるなど、遭難防止に努めるよう注意を呼びかけています。
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