岐阜県警が違法に収集した個人情報の抹消を求める裁判で、勝訴した大垣市の住民4人は11月26日、県警本部を訪れ、すべての情報が抹消されているか確認したいと申し入れました。

 岐阜県警は、判決に従い個人情報はすべて抹消したと説明したということですが、住民らは警察に対する不信感を示しています。

 原告の1人の近藤ゆり子さんは「通知をもらって『抹消しました』と言われて『はい、納得』とはならないです。こうした違法行為が全国どこででも起こらないようにすることは、私たちにとっては重要なことだと思っています」と話しています。

【動画で見る】警察への不信感示す…違法に警察が収集した個人情報の抹消求める裁判で勝訴 住民側が全情報の抹消確認を申し入れ