12月2日午後、三重県四日市市で53歳の娘を包丁で刺した84歳の父親が、殺人未遂の現行犯で逮捕されました。

 逮捕されたのは、四日市市別名の無職、原修容疑者(84)です。

 警察によりますと、原容疑者は12月2日午後5時半前、近所に住む53歳の娘の自宅を訪れ、首に近い鎖骨の部分を包丁で刺した殺人未遂の疑いが持たれています。

 娘が110番通報し、原容疑者は自宅に戻っていたところを、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。

 娘は左の鎖骨あたりにケガをして搬送されましたが意識はあり、命に別条はありませんでした。

 原容疑者は調べに対し「脅かすつもりで包丁を持っただけで、殺すつもりはなく、刺してもいません」と容疑を否認していて、警察は詳しい動機などを調べています。

【動画で見る】娘の鎖骨部分を包丁で刺す 殺人未遂の現行犯で父親を逮捕「脅かすつもりで包丁持っただけ」と容疑を否認