全国で闇バイトなどによる強盗事件が相次いでいます。最大9連休となる年末年始を中心に、家を留守にすることも多くなるため、被害に遭わないための対策が重要です。私たちが出来る対策について、防犯対策の専門家に聞きました。

■留守中に“我が家”を狙われないために…できる対策は?



 年末年始は旅行や帰省で留守にすることが多くなりますが、日本防犯学校の桜井礼子副学長に、空き巣などに狙われないための工夫を聞きました。

▼道路などから見える場所の雨戸やシャッターは閉めないでおく。逆に見えない場所は閉めたほうがいい。

▼夜は光が漏れるようにする。厚手のカーテンの場合は少しだけ開けておく。タイマーなども活用して、どこかに電気をつける。

▼駐車場は1台分まるまる空いていると外出していると分かりやすいので、自転車の置き方などを工夫する

▼郵便物がたまらないよう、郵便局に不在届を提出する。年賀状なども後で受け取れる。

▼隣の人などに留守にすることを伝えておき、何かあった時のために連絡先を交換しておく。

【動画で見る】“モニターそばにメモ”も効果的…年末年始の防犯対策『子供だけでの留守番』インターホン鳴ったらどうさせる?


■子供だけで留守番…誰かが訪ねてきたらどうする?



 子供だけで留守番をしているときにインターホンが鳴った時におすすめの答え方は「お父さん、お母さんが取り込んでいるので、後で来てください」だということです。

どう言えばいいか忘れた時のために、モニターのそばにメモをおくのも有効です。

何も答えないと「留守」と思われるリスクもあります。小さい子供だとなかなか難しいですが、桜井さんは「まだ対応が難しい場合は、安全のためにも留守番をさせないようにしてほしい」と呼びかけています。