議決経た契約は「議決なければ解除できない」条例案可決 新アリーナ計画巡り混乱の豊橋市 条例案の法的精査へ
愛知県豊橋市の新アリーナ計画を巡り、12月26日の市議会で「契約は議会の議決がなければ解除できない」とする条例改正案が可決されました。
豊橋市の新アリーナ計画を巡っては、中止を訴えて当選した長坂尚登市長が契約解除に向けた手続きを進めています。
26日、市議会では計画の賛否を問う住民投票条例案が、反対多数で否決された一方、計画推進を訴える自民党などが「議会の議決を経て締結された契約は、議会の議決がなければ解除できない」とする条例改正案を提出し、賛成多数で可決されました。
長坂市長は可決された条例案について「地方自治法の趣旨に鑑みた時に即していない可能性がある」と話していて、今後法的な精査をするとしています。
【動画で見る】議決経た契約は「議決なければ解除できない」条例案可決 新アリーナ計画巡り混乱の豊橋市 条例案の法的精査へ