2025年1月2日午後、愛知県豊橋市の路上で、軽乗用車が電柱などにぶつかる事故があり、車の助手席に乗っていた83歳の男性が死亡しました。愛知県内では2025年になり、初めての死亡事故とみられます。

 愛知県警によりますと1月2日午後2時5分ごろ、豊橋市西岩田3丁目の市道で、軽乗用車が反対車線を越え、電柱や住宅の壁に衝突しました。

 この事故で、軽乗用車の助手席に乗っていた近くに住む平尾雅己さん(83)が、胸などを強く打ち意識のない状態で病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。

 軽乗用車を運転していた平尾さんの79歳の妻もろっ骨を骨折するなどの重傷とみられていますが、意識はあるということです。

 愛知県内で2025年になり、発生した交通死亡事故は、これが1件目とみられます。

 現場は見通しの良い片側一車線の道路で、警察は事故の原因を詳しく調べています。

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