立憲民主党の野田佳彦代表が1月4日、三重県伊勢市で記者会見し、与党との大連立について「考えていない」と否定しました。

 立憲の野田代表らは4日、伊勢神宮を参拝し、年頭の会見を行いました。

 夏の参院選の目標として「少なくとも改選議席の与党過半数割れを実現する」と述べ、石破総理がラジオ番組で言及した大連立の可能性を否定しました。

立憲民主党の野田佳彦代表:
「大連立はパンデミックとか大きな危機があったときに考えられる選択肢であって、平時には考えていません。政権交代のために野党の力を結集することに主眼を置いて取り組んでいきたい」

 また、国民民主党の古川元久代表代行も会見し、自公連立政権に加わる可能性を改めて否定したうえで、“年収103万円の壁”の引き上げに向けた与党との協議について「2月末から3月あたまがデッドラインになる」と述べました。