夜から“アイスバーン”にも警戒…10cm超の積雪あった岐阜県関ケ原町 大雪注意報など解除も斜面近くでは注意を
2024年1月に雪の影響で700台以上の車が立ち往生した岐阜県関ケ原町では、今回の雪が降り始める前から、高速道路の一部区間で通行止めを実施したため、混乱は見られませんでした。
関ケ原町では、10日午前中に10センチをこえる積雪がありましたが、雪のピークは昼までには終わりました。それ以降は、降った雪が沈み込んで、午後になりだんだんと積雪は減っています。
出されていた大雪注意報は解除されましたが、気象台によりますと、山の斜面に近いところでは引き続き雪崩に注意が必要です。
また、夜になり気温が低くなると、除雪されていない道路では雪が凍りアイスバーンが発生することもあります。
関ケ原町では2024年1月、12時間で58センチの雪が降ったため、名神高速で700台以上の車が立ち往生し、解消までに19時間かかりました。しかし今回は、雪が降り積もる前の10日午前2時から、名神高速の一宮ICから滋賀県の栗東湖南ICの間が通行止めとなったため、混乱は生じませんでした。
名神高速・関ヶ原IC前では午後5時頃、高速道路の利用を控えている人が多いためか、通る車はまばらでした。
地元の人は雪には慣れているものの、「大事をとって学校を休み、リモートで授業を受けた」「夕方からのアルバイトは、車でなく電車で行くようにした」と話し、それぞれが対策をしていました。
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