小学校の花壇から『シカの頭』…事件の場合に想定される3つの容疑 犯罪心理の専門家は「計画性」を指摘
岐阜県美濃市の中有知小学校で1月9日、花壇にシカの頭が埋まっているのが見つかり、警察が事件性も視野に調べを進めています。
シカの頭が見つかった中有知小学校では、2013年にも猫の首がグラウンドに転がっていたことがあったそうです。
今回、小学校の花壇に埋められていたシカの頭は、現場の状況から「誰かがシカの頭を切断して学校に持ち込んで埋めた」可能性が高いとみられます。
どんな容疑になる可能性があるのか?警察関係者によりますと「容疑は目的によって変わる」ということです。
・狩猟後に解体しゴミとして捨てたら「廃棄物処理法」違反
・学校関係者を脅そうとした場合は「脅迫罪」
・外部から敷地内に侵入した場合は「建造物侵入罪」
が想定されます。
犯罪心理学が専門の関西国際大学の中山誠教授は「子供の目に触れる恐怖心、センセーショナルを意図的に狙ったのではないか。冬休み中ではこうならない」、「わざわざシカを持ってくることは、かなり計画的にやった気がする。社会の注目を集めたかったのでは」と話しています。
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