愛知県半田市など4つの養鶏場などで、2025年で11例目となる高病原性の鳥インフルエンザが確認され、64万羽余りが殺処分される予定です。

 県によりますと、18日午前、半田市と常滑市にある3つの養鶏場と阿久比町のウズラの農場から、鳥がまとまって死んでいるなどと通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。

 4つの農場では、ニワトリとウズラあわせて64万3000羽ほどを飼育していて、県は殺処分を進める方針です。

 県内では、これまで常滑市の7つの農場で鳥インフルエンザが確認されていましたが、半田市と阿久比町で感染が確認されたのは初めてで、今回の4つの農場をあわせてことしで11例目です。

 また、今回も含めておよそ131万羽が殺処分されるのは、県内過去最多です。