名古屋市長の報酬などを検討する市の審議会が、広沢一郎市長が諮問した『将来にわたり給与を年間800万とする』案について、「審議になじむものではない」と答申しました。

 名古屋市の広沢一郎市長は、市長などの報酬について検討する審議会に対して、将来にわたり市長の報酬を年間800万円とする案を諮問していました。

 これについて審議会は20日、「審議になじむものではないため、諮問内容が妥当であると述べることはできない」と答申しました。

 答申では「市長自らの判断で給与を削減することまでを否定するものではない」としています。

 広沢市長は2月議会に「自らの報酬を年間800万円とする条例案」または「将来にわたり市長の報酬を800万円とする条例改正案」のいずれかを提出する方針です。

【動画で見る】広沢名古屋市長が審議会に諮問した“ずっと市長報酬800万円案”「審議になじむものではない」と答申