JR東海は1月22日、岐阜県中津川市で進むリニアのトンネル工事現場の真上で、路面の沈下が確認されたと明らかにしました。
岐阜県庁で22日に開かれた専門家会議で、JR東海はリニア中央新幹線のトンネル工事が進む中津川市の市道で、最大3センチを超える路面の沈下が確認されたことを明らかにしました。
市道は駒場トンネルの真上を通っていて、JR東海は掘削によって地盤が弱くなったことが原因という見方を示しています。
現時点では通行に支障はないということです。
リニアのトンネル工事を巡っては、瑞浪市でも最大7.7センチの地盤沈下が起き、JR東海は18日、工事の影響で地中の水位が低下したことが原因である可能性が高いとしていました。
【動画で見る】最大で3cm超…リニアトンネル工事現場の“真上”で市道の路面が沈下 JR東海は掘削で地盤弱くなったとの見方