名古屋市中区の「名古屋パルコ」にオープンした韓国料理店「ウォンシャチキン プレミアム」で、海鮮がたっぷり入った鍋「ナッコプセ」に、フワフワのわたあめをのせたメニューが、見て楽しい、食べておいしいと人気となっています。
 
 中区栄のパルコに2024年12月、韓国料理店「ウォンシャチキン プレミアム」がオープンしました。

 看板メニューのチキンをはじめ、本格的な韓国料理メニューが並びますが、名古屋初登場のユニークなメニュー「雲の下はフワフワ ナプコプセ」が話題になっています。

【動画で見る】まるで“鳥の巣”のよう…韓国海鮮鍋「ナッコプセ」とわたあめのコラボ 「ユニーク鍋」が名古屋に登場 巣の上には食べられるニワトリとひよこも

 韓国発祥の牛ホルモンの旨味が溶け出す海鮮鍋ですが、運ばれてきた鍋の上には具材を隠すくらい大きな白いフワフワとしたものがのせられています。

 その正体は「わたあめ」です。タコやエビがたっぷり入った韓国海鮮鍋と、わたあめの異色のコラボレーション。特製の鶏ダシをかけると、フワフワのわたあめが辛旨の鍋に溶けこむという演出です。

 わたあめを鍋の上にのせたことには店の戦略があります。

ウォンシャチキン プレミアムのホァンさん:
「わたあめが鳥の巣をイメージしています。ウォンシャチキンは、チキンがメインの韓国料理店ですので」

 わたあめは注文が入ってから厨房で作ります。チキンの店ということで、上にゆで卵で作ったニワトリとヒヨコをのせて完成です。

 わたあめがのっていても甘すぎず、鶏ダシで溶かすことを計算して、事前に甘みを調整しています。

客:
「ホルモンとタコとエビを一緒に鍋にしたことがないから新鮮です」

「ごろごろでおいしいです」

「辛さの中に旨味があって、おいしかったです」

 若い世代に見た目でも楽しんでほしいと考えられたユニークな海鮮鍋です。