愛知県西尾市のスーパー『フィールAELU(あえる)』で、2月6日まで販売された「ちりめんじゃこ」に「フグ」が混入した可能性があるとわかり、県が購入客に対して注意を呼びかけています。

 愛知県によりますと、西尾市矢田のスーパー『フィールAELU』で、2月4日から6日まで販売された「ちりめんじゃこ」あわせて24パックに「フグ」が混入した可能性があるということです。

 7日にちりめんじゃこを購入した客から店側に連絡があり、運営するフィールコーポレーションから「フグが混入した疑いがあるので、自主回収を進めたい」と保健所に相談があったということです。

 これまでに健康被害は確認されていませんが、県は購入した客に対して、絶対に食べず販売店に連絡するよう呼びかけています。

 ふぐの毒性について県は、有毒部位を食べた場合、しびれ、運動麻痺などの神経症状が現れる可能性があり、重篤な場合は呼吸停止により死亡することもあるとしています。

 フィールコーポレーションは今後、購入客からちりめんじゃこの自主回収を進めていく予定です。

※画像は愛知県提供

【動画で見る】有毒部位は神経症状出る可能性…ちりめんじゃこ計24パックに『フグ』混入の疑い 販売したスーパーが自主回収の予定