発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が水源地から検出されたことを受け、岐阜県各務原市は、浄水処理施設の建設費用などを新年度予算案に盛り込みました。

 各務原市は2025年2月12日、新年度の予算案を発表し、水道の水源地から検出された有機フッ素化合物=PFASの対策費用として、7億7400万円あまりを盛り込みました。

浅野各務原市長:
「市民の皆さんに安全で安心な水の供給に努めていく、そういったフェーズに上げていきたいと思っております」

 現在の活性炭による応急的な対策に代わり、2026年度中の運用開始を目指す新たな浄水処理施設の基礎工事などの費用や、地下水汚染のモニタリング費用を計上しています。

【動画で見る】水源地から検出された“PFAS”対策 各務原市が新年度予算案に7億7400万円余り計上 新たな処理施設の工事費用等